というわけで、メルラテ最初のブログはワーホリ初日の様子について書いてみる。
初日からハプニングの連続だった...... ⚠️
成田から出国
いよいよ、この日がやってきた。
荷物は中型のスーツケース1つと、バックパックのみ。必要なものは現地調達すればいいと考えていたので、荷物はなるべく少なめにした。
空港に到着したのは、フライトの約3時間前。
メルボルンへは、オーストラリアのフラッグキャリアである「カンタス航空」を利用。
事前に自宅でオンライン・チェックインは済ませていたので、空港ではカウンターでチケットを受け取って荷物を預けるだけ。
ちなみに今回自分は直行便でなく、トランジット*1を選択した。ダイレクトに向かう方がラクに決まっているが、やっぱり航空券の安さに惹かれた格好になった。
というわけで最初にブリスベンに向かい、その後、最終目的地のメルボルンへと向かうというルートだった。
荷物を預けた後は、出発までカフェでまったり。
というわけで時間が来たので、いよいよボーディングエリアへ。
機内での様子
席に腰を下ろしてすぐ、20代前半と思われる若い男性がやってきた。荷物を上にを乗せるのに苦労しており、手を貸して欲しいと言われたので手伝ってあげた。
飛行機が動き出し、遠ざかっていくの東京の夜景を名残惜しく感じながら、同時に〝いよいよ始まるのだ〟という興奮も覚えた。
先ほど手伝ってあげた隣の彼とは、年も近かったことから色々と話すことができた。
彼はIT企業に勤めながら大学院にも通っているそうで、今回は学会のためオーストラリア西部の大都市パースに向かっているとのこと。しかも出身高校は関西の超名門校で出身大学もピカイチ。学歴スーパーマンのような人だったが、そんな彼も海外へ行くのは人生初だそうで、英語は全くできません、と言い切っていた。嘘すぎ(笑)
トマトソースのペンネと、ココナッツ白玉が夕食の機内食だった。
機内での注意点
機内はとても乾燥するので、乾燥対策はしっかりとしておこう。リップクリームとマスクは必需品!
入国カードの記入方法
オーストラリア国内でトランジットということで、メルボルンでなく先に到着するブリスベンで入国審査を受けることに。
着陸の30分ほど前になって機内で黄色い入国カード*2が配られ、名前、住所、生年月日、搭乗便名、オーストラリアでの滞在先など基本的な情報を記入。
他にも......
- 必要以上のアルコールや煙草を持ってきているか?
- 禁止されている薬や不法わいせつ物を所持しているか?
- 食肉、魚、乳製品、野菜を所持しているか?
- 穀物、ナッツ類、植物、伝統的な医薬品を所持しているか?
- スポーツなどで土や水などが付着した物を所持しているか?
という項目もあった。回答に迷うようなら、とりあえず「Yes」にチェックを入れて出来るだけきちんと申告するように。チェックを入れたからといって必ず別室に連れていかれるわけではないので、そこまで身構えなくても大丈夫。
ただ、「タバコ」と「食品」には注意したい。
タバコに関しては1箱まで持ち込めるが、それ以上になると申告して税金を支払う必要がある。2箱だったらアウト。
食品は結構ややこしくて、卵製品は申告の必要有りと記載されていたが、「マヨネーズ」ってどうなるの?と回答に迷った。
オーストラリア入国
ブリスベン空港には時間通りに到着したものの、乗り継ぎまでに1時間半しかなく、次のフライトに間に合うか不安だった。
というわけで、インテリの彼と一緒に急いで入国審査へ向かった。
オーストラリアの入国審査は自動化なのでとても簡単!ICパスポートを機械に吸わせ、結核や犯罪歴の有無について答えればいいだけ。
その後、パスポートと白いチケットが出てくるので、それを持って今度は顔認証ゲートへ。先ほどのチケットを入れ、カメラに向かって顔を向けてゲートが開けば終了。
その後は、荷物のピックアップ。国際線から国内線への乗り継ぎのため、一旦、荷物を受け取って再度預ける必要があったのでちょっと面倒だった。
自分のスーツケースはすぐ現れたのだが、インテリ君の荷物がいつになっても現れず......先に行って下さいと促されたため、結局1人で先に進むことに。
機内で記入した入国カードを持ってゲートに向かうと、やはりカードを見て職員から質問を受けた。
職員:「卵製品、持ってるのか?」
僕:「マヨネーズ、マヨネーズ!」
職員:「......OK、Go!」
こんな感じで、大した物でなければ何ともない。スーツケースを開けて調べられている人も実際にいたが、まぁそこは運だろう。
というわけで、晴れてオーストラリアに入国することができた。
国内線ターミナルへ移動
Domestic Transfer(国内線乗り継ぎ)の文字を頼りに移動していき、荷物を預けるための国内線チェックイン・カウンターを目指した。
間際だったからか、カウンターに並んでいる人は皆無。不安になって確認してみたが、問題なく無事にスーツケースを預けることができた。バスが来たのが見えたため、急いで外に出るとそこにインテリ君も登場、バスに飛び乗った!
〝いざ、国内線ターミナルへ!〟というところで、まさかのハプニング発生。
息を切らしているインテリ君を見ると、その手にはなぜか大きなスーツケースが握られたまま。あれ?と思い尋ねてみると、実は彼、スーツケースを預けることを忘れてそのままバスに飛び乗ってしまった、と言うではないか。
幸いにもバスはまだ発車しておらず、彼はまたカウンターへと逆戻りしたが、ここで遂にバスが発車してしまった。
時間間際だったため、さすがに他の乗客の前で、もう少し待ってくれとお願いすることもできず、唐突にお別れの時がやってきてしまった。しなければならなかった。せめてサヨナラだけでも言わせて欲しかったが、これも旅というものなのだろうか。
とにかく無事を祈りつつ、自分は急いでメルボルン行きの搭乗ゲートへ向かうしかなかった。彼は予定通りパースまでたどり着けたのだろうか......
いざメルボルンへ!
国内線ターミナルはカンガルーのマークが入ったカンタスの飛行機でいっぱいだった。
国内線の機体は国際線のものに比べてかなり小型で、乗客も多く無かったため2人席を独り占めできて快適だった。
約2時間弱のフライトだったが疲れていたこともあり、すぐに眠りに落ちた。
後は、メルボルンに到着するのを待つだけだ。