「音楽」から英語を効果的に学ぶ!

家にいると、どうしても気が緩んでしまって勉強に集中できない、なんてことないだろうか?

筆者も、机には座り続けることが苦痛になってきた。

そこで筆者が最近よく利用しているのが〝音楽〟を用いた英語学習だ。

いつもとは違った角度から英語と向き合ってみると、新しい発見が見えてくる。 

たまには、音楽から英語を楽しんでみよう!

1. Panic! At The Disco『High Hopes』

  Had to have high, high hopes for a living

(生きるために、高い希望を持たなきゃいけなかった)

Shooting for the stars when I couldn't make a killing

(上手くいかなかった時も、夢は持っていたよ)

Didn't have a dime but I always had a vision

(お金は無かったけれど、理想だけは持っていた)

Always had high, high hopes

(いつも高い希望を持っていたんだ)

* Shoot for the stars = 高い目標/夢を持つ

* Make a killing = 大儲けする

* a dime = 10セント硬貨(米国)

 

Panic! At The Disco は、グループのスタイルに対する批判やメンバーの脱退などを幾度も挫折を経験したグループ(現在のメンバーは、ボーカルのブレンドン・ユーリだけになってしまいましたが)なので、「高い理想を掲げ続ける」というこの曲のテーマの意味がよく伝わってきますよね。

 

あのテイラー・スイフトPanic! At The Disco 大ファンだったようで、後に『ME!』という楽曲でコラボしています。 


Taylor Swift - ME! (feat. Brendon Urie of Panic! At The Disco)

 

 Panic! At The Disco の楽曲テンポは早く、英語の聞き取りは簡単ではないが、紹介した『High hopes』は比較的スローテンポなので良い練習になるだろう。

 

2. Sam Smith『Writing's On The Wall』

 007シリーズ『Spectre』の主題歌として、第88回アカデミー賞歌曲賞を受賞したことでも有名。

I'm prepared for this

(こうなる覚悟は出来ている)
I never shoot to miss

(狙いは絶対に外さない)

But I feel like a storm is coming

(だけど嵐が来る予感がする)
If I'm gonna make it through the day

(もし運命の日を何とか乗り切ることができるなら)
Then there's no more use in running

(でも勝算なんて無い)
This is something I gotta face
(これは対峙しなければならないことなんだ)

If I risk it all

(もし危険に晒されたとしても)
Could you break my fall?
(君は救ってくれるかい?) 

* Writing is on the wall = 不吉な前兆/悪い知らせ
* Face = 直面する/対峙する
* Break my fall = 救う
 
タイトルの「Writing is on the wall」とは、かつて王へ危機を知らせるメッセージが壁に書かれた、という旧約聖書のエピソードに由来しているのだそうだ。
 Face は「顔」という名詞だが、動詞だと「直面する/対峙する」という意味になる。
Break my fall は「落下の衝撃を和らげる」という意味が、転じて「救う/守る」という意味で使われている。 
今作の『007』で主人公ジェームス・ボンドが最大の敵である秘密結社「スペクター」に立ち向かっていく上での不安や覚悟といったものが反映されている歌詞でもある。  

 

3. Jack Johnson『I Got You』

アイ・ガット・ユー

アイ・ガット・ユー

  • provided courtesy of iTunes

ジャック・ジョンソンはハワイ出身のシンガーソングライターで、元々はプロサーファーを目指していた。ゆったりとしたリズムで奏でられるアコースティックギターと彼の口笛が合わさって、まさにハワイらしく心地良い曲に仕上がっている。 


Jack Johnson - I Got You (Official Video)

 

We went walking through the hills

(丘に向かって散歩に行ったね)
Tryin’ to pretend that we both know

(分かっているようなフリをしてた)
Maybe if we save up

(もしお金を貯めれば)
We can build a little home

(小さな家だって建てられる)

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This weight’s too much alone

(1人では重すぎるよ)
Some days I can't hold it at all

(いつか耐えきれなくなる)
You take it on for me

(僕のために引き受けてくれないかな)
When tomorrow’s too much

(明日に耐えきれなくなりそうな時は)
I’ll carry it all

(僕が全て受け止めてあげるよ)
I’ve got you

(君は僕のものさ)

 

*Save up = お金を貯める

*Take it on = 引き受ける

* I got you = あなたを手に入れる

 

「Save up」はお金を貯める、「Take it on」は責任などを引き受ける、という意味。

「up」や「on」などの前置詞を覚えるのは意外に難しく、筆者はどれを使うか迷ってしまう時がある。ひとつ一つの意味を覚えるのもいいが、そのままひと塊のフレーズとして覚えてしまう方が記憶しやすいように思う。

最後に「I got you」だが、これは「あなたを持っている→君は僕のもの」という意味であることは、お分かりかと思う。

ただ、「got」は「理解する」という意味でも使われ、映画などで「I got it(了解)」というフレーズを聞いたことがある方も多いはず。

「君のことを理解しているよ」というニュアンスにもなる。

 

まとめ

今回は「音楽」から英語を学んでみるということについて話した。

教科書から学ぶことももちろん必要だが、それだけが本当の英語ではない。

歌にはネイティブが日常でよく使う自然なフレーズが入っていることが多く、リラックス以外にも〝より生きた英語を学ぶ〟ことにも繋がる。

皆さんも積極的に音楽を聴いて、効果的に英語を勉強してみてはどうだろうか?

Bye for now.